育成講座第十一回の今回は「たん白質のニオイ」についてです。
減量中に苦痛の原因となるのは、何も栄養失調による眩暈や
貧血だけでなく、このたん白質のニオイというのがあります。
第六回に減量中の食事について記載しましたが、見ての通り
卵や肉、魚介類及びサプリメントをローテーションで食べていきます。
全てたん白質の多い食品です。
そしてこの食事を続けていくと、たん白質特有のニオイが鼻に
つくようになります。 イカ臭いとかではなく、たん白質のニオイです。
たん白質のニオイが強いものは、減量を続ければ分かることですが、
意外な事に肉よりも卵の白身です。
卵の白身は一単位が六個分と
なっており、減量期間中は黄身の処分に困ったことと、ニオイの辛さに
卵はあまり食べませんでした。
しかし、減量期間が二ヶ月を超えると、どれも同じです。
プロテインもアミノ酸も、減量中の食品全般のニオイが嘔吐感を
誘います。
そんなものは気にせず、白いワンボックスカーに一日分の飲料水を
2リットルのペットボトル12本。 弁当箱いっぱいにササミを詰めて
持ち運ぶ指導員もいましたが、それでも彼の場合は水道水の
カルキ臭が気になったそうです。
対応策としては、ササミは生姜醤油に漬け込み焼くこと。
その他の
食品はカロリーを考え、ハーブなどの伝統的匂い消しを使うのが良い
でしょう。 どんな無茶なハーブの配合をしようとも、たん白質のニオイ
よりマシです。
蛇足ですが、水道水の場合はレモン水を二滴ほど入れると
カルキ臭は消えるそうです。
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