ボディビルダー育成講座第二回。
これは本気でボディビルダーを目指す人の為の講座です。
今回は筋肉の発達と栄養についてのお話です。
さて、トレーニングの事自体はそれぞれのジムで指導してもらう
としましょう。 というか、どれだけ厳しいトレーニングをしても、それ
だけでは、はっきり言って無駄です。それよりも大事な事がありま
す。
ボディビルダーになるにはまず栄養の摂取!これです。 勿論
目指す肉体によってはトレーニングだけでも良いでしょう。
しかし、ここはボディービルダーを作り上げる為の講座ですので、
栄養を摂らない人はビルダーにはなれませんので悪しからず。
では、ボディビルダーに必要な栄養素は何でしょうか。
それは「たん白質」です。これがなければ筋肉は発達しません。
トレーニングで筋肉繊維を傷付け、そこに摂取したたん白質が
充てられ、筋肉が傷つく前よりも発達します。これを超回復といい
ます。
しかし普通の人が摂取する量と比べると、ビルダーは明らかに
異常な量を摂取しなければなりません。
どれ位の量のたん白質を一日に摂取いなければならないかと
いうと、俺の通っていたジムでは、例えば体重が70kgならば、
「70×3(g)」でした。
一日に210gという事です。
これは鶏のササミ100gに含まれ
るたん白質が25gとすると、一日にササミを900g強、摂らなけ
ればならない事になります。 食べられますか?
出来るという人はなかなか凄いです。
ビルダー一直線です。
しかし大抵の人には無理です。
ならばどうするか? となるわけですが、そこには「サプリメント」
という強い味方があります。
サプリメントというのは栄養補助食品で、薬ではありません。
勘違いしている人が多いのですが、サプリメントが薬だと言うの
なら塩だって薬です。
サプリメントで一番有名なのはやはり「プロテイン」でしょう。
これは卵、肉、大豆、などから抽出されたサプリメントで、プロ
テインというのは英語でたん白質という意味です。
プロテインにも種類があり、粉末状のものが多いのですが、
粒状のものもあります。どちらでも構わないのですが、オススメ
は粉末状です。
粒状のものは吸収が少し遅くなり、早く体に取り入れたい場合
は、最悪噛み砕かねばなりません。
プロテインは大抵のものが臭いです。 噛み砕くのはお勧め
しません。
サプリメントは最低でもこのプロテインと「アミノ酸」を用意しま
しょう。 本気でビルダーになりたいのならば、この他にも「マルチ
ビタミン」も用意した方がいいでしょう。
これらの摂り方を今から説明しますが、これは最高に効果が
あると言われている摂り方ですが、かなりの経済的な疲労を
伴いますので、無理はしない方が良いでしょう。
出来ない人はとにかく喰らえ。
まず用意するのは、「エッグプロテイン」、「ビーフプロテイン」、
「ホェイプロテイン」、「アミノ酸」、「マルチビタミン」です。
これ以上はある程度体が出来上がってからでも大丈夫です。
マルチビタミンも、無理なら最初はなくても体は大きくなります。
用意が出来たらまず、毎食後にどれでもいいのでプロテインを
摂ります。 付属のカップ二杯程度。
水で薄めても牛乳で薄めて
も良いです。
あとは三時間ごとに違う種類のプロテインを摂っていきます。
仕事場で怪しまれても飲みましょう。
交互に違う種類のプロテインを摂るのは、同じ種類ばかりを
飲んでいると体が慣れ、効果が落ちていく為です。毎回違う種類
を飲みましょう。
そしてトレーニング。 この十分前にアミノ酸を摂取しましょう。
粒状のものは噛み砕いて飲みす。早めに吸収してトレーニング
に臨みましょう。
アミノ酸はペプチドと結びつくとたん白質になる、筋肉の源の
また源です。
たん白質よりも吸収が早く、トレーニングの前後に飲めば効果
は高くなり、その上筋肉痛が多少抑えられるという、かなり有効な
サプリメントです。
筋肉痛は不足した栄養を補えば、かなり減らせます。
という
わけで、トレーニング後10分以内にも飲みましょう。
マルチビタミンは血液の流れ、栄養の伝達を促進するので出来
るだけ摂った方が良いのですが、サプリメントハ値段が高いので、
無理をしない程度にしてください。
あとは裏技的なものとして、夜中に起き、またプロテインを飲む
という者もいます。
さて、以上でサプリメントの摂り方は終わりですが、出来るだけ
水を飲む事をお勧めします。
これは、処理しきれなかったたん白質が肝臓に負担を掛けない
ようにする為と、新陳代謝を活発にして効率よく筋肉をつけるため
です。
以上で第二回ボディビルダー育成講座は終了です。
しかし、サプリメント以外にも、食事でも出来るだけたん白質を
摂るようにしましょう。
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